<土地不正取引>5億円取得 東京地検、4人前後聴取へ  9月26日15時2分配信 毎日新聞 東京・表参道にある一等地を巡り、不動産業者らが土地の所有者名義の委任状を偽造するなど不透明な取引をしていた疑いが強まり、東京地検特捜部が有印私文書偽造や詐欺などの疑いで捜査に乗り出したことが分かった。近く4人前後から本格聴取するとみられる。取引の過程では5億円余の金が動き、政治家の元秘書も関与していたとされ、特捜部はこの資金の行方にも関心を寄せている模様だ。  関係者によると、問題となっているのは、東京都渋谷区神宮前の約1000平方メートルの土地。海外ブランド店などが入居する複合商業施設「表参道ヒルズ」の向かいにあり、高級時計店や宝石店が入るビルのほか、民家なども建っている。  昨年秋ごろ、東京都内の投資顧問会社関係者が「5億円あれば表参道の地上げ話をまとめられる」と海外事業コンサルタント会社関係者などに持ち掛け、今年1月末までに2社から約5億5000万円を引き出した。取引には政治家の元秘書らも立ち会ったという。  取引を仲介した不動産業者はこの額について「土地所有者が介護施設付きマンションを購入する資金として早めに必要」などと説明。しかし、その際に不動産業者が示した土地所有者の委任状や売り渡し承諾書などは偽造された疑いがあるという。  土地の所有権登記は結局変更されないまま、引き出された資金は不動産業者から複数の関係先に流れており、詐取された疑いも浮上。特捜部はこの資金の流れに注目し、経緯や意図などを調べているとみられる。  特捜部は今月初旬から、有印私文書偽造容疑などで都内や大阪市内などの関係先の捜索に着手。関係者からの聴取を続けていた
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